7月31日 起き抜けの倦怠感が

起き抜けの倦怠感がいよいよ笑えなくなってきたので、試しにグルテンフリー生活をゆるくはじめてみる。
要は米を食べておけばいい気がしているので、せっせと米を丸めて冷凍しておく。


君たちはどう生きるか』の感想を誰かの批評をみる前に書き留めておきたかったのでここに綴る。

観たのは7月19日。公開から5日後。
なるべく評判含む前情報を入れずに観たかったので、Twitterをまともに開かなかったりラジオでその話が始まったらすぐ消したりして、何とか無事に映画館にいく日を迎えられた。

個人的には、バトンを渡された気がしたなぁ。
タイトルの通り、”君たちはどう生きるか”という話につきるというか。

半世紀に渡ってわたしたちに多くの物語や芸術、哲学の種を蒔いてきた宮崎駿監督が今度は己で感じ、考え、世界を創造していけと言っているようなメッセージを勝手に受けとりました。そしてそれは今のわたしにとって絶妙に背中を押された気持ちになったりもして。
別に何かを創りだす人だけじゃなくても、これまでジブリで育ってきた全ての人に向けてこれからはそれぞれの人生をしっかり生きてくれと全力で伝えているような感じもした。

そういう意味では、シンエヴァ庵野監督が最後実写にしたのを思い出しもした。
シンゴジラの「私は好きにした。君らも好きにしろ」もか。

あと、これまでの作品のエッセンスが随所に感じられてファンとしては大変ワクワクしたんだけど、そこからさらに発展した新しい表現方法で描かれた(気がする)シーンもあって、そういう、作り手としての気概というか、気迫には感銘をバッチバチに受けるしかないだろうて。いま御年82歳らしいですよ?

他にもいろいろ思ったことはあるけど、とりあえずここに書いておきたいことはこんな具合でしょうかね。
正直に言えば嫉妬や妬みもたっぷり抱いたので、やっぱり自分の手と頭を動かしてやってやるしかないみたいです。



ここに一通り書いたら他の人の感想や考察に興味がなくなった。