9月23日 爪と髪が伸びるのが

爪と髪が伸びるのが早すぎる。
10年担当してもらってる美容師に人より1.5倍早く髪が伸びてるって言われた。


髪が伸びるペースの違いはなんなのか調べてみたけどいまいちピンとこない。(血行がいい?質のいい睡眠?ストレスがない…??)そもそもそんなに個人差は大きくないらしい。


というのも、数ヶ月前に人からもらうもあまり使えていなかったカッサに突如として目覚めた。
よくある勾玉みたいな形じゃなくて、握りこぶしの関節的な突起が三つあって、反対側はシンプルなカーブになってるやつなんだけど、これがとても良き良きの良き。
頭皮を突起側でがっつりマッサージした後になめらかカーブの方で顔とか首肩周りのリンパを流すという一連の動作を非常にスムーズにできる。
贈りものにこれを選べるセンスよ…。Yさん本当にありがとう、いいカッサです。
これ以上髪が伸びるの早くなったらどうしようウヒヒ。


話は変わり、今日インスタを見てたら偶然に昔つくった別垢に切り替わって、記憶から抜け去っていた己の言葉に少々心を打たれた件についてここにも書いてこうと思う。

本映画アートのログ用にSNSのアカウントをつくる試みはこれまで何度かしてるんだけど、向いてないのか根性がないのか続いた試しがない。
今日のやつもそのひとつで、例によって半年しか更新してなかった。投稿数も14件だけ。

今とはまるっきり状況も違うし、偉そうな言い方だなとかどこかで見聞きした言い回しを真似してるだけだなとか思う部分もあるけど、当時のことがブワーッと甦ってきて、今年一の衝撃を受けた。誇張なく。

読みたいもの観たいもの知りたいことがたくさんあって、毎日いそがしく動きまわってたなとか、その言葉たちはそのときのわたしにとっては真実だったなとか、うらやましくて少しだけ涙が出た。
でもそれと同時に、自分がこんなに文化芸術に対して言葉を尽くせる人間だったんだってびっくりして、救われもした。結構いいこと言ってるんですよわたし、えぇ。

松田青子さんもちょうど記録することの大切さについておっしゃっていたし、またやりたいな。『君たちはどう生きるか』の感想をここに書いたときも思ったけど、自分が感じたことを自分だけの言葉で書き残すってとても大切なことだ、わたしにとって。

正直、頑張りたい気持ちとどうしても頑張れない体調との折り合いの付け方が難しくてまだうまくできてない。特に最近は落差が激しくて結構つらいものがある。
そんな毎日の中でもこうやってまた頑張りたいと奮い立たせられる出来ごとが不思議と続くのは、この道で間違ってないってことなのかな。そう思いたいところです。




爪が伸びてる…