8月6日 自分が可哀想で流してる涙

自分が可哀想で流してる涙なんじゃないかと不安になる。
泣くことなんて滅多にない人間なので。


理由がわからず泣くなんて本当にあるのかと思っていたけど、本当にあるみたいです。
祖父を思ってのことと思われてるけど、というかそういう風に思わせたんだけど、たぶん自分がつらくて泣いてる気がするんだよな。
いやー、十二国記の台詞が沁みるぜ。鈴ってすごい苦手なキャラクターなんだけど、まさかの同族嫌悪だったのか。

魔性の子』を含め、十二国記は間違いなくわたしのバイブルのひとつ。一番好きなキャラクターは王道だけど陽子。初勅のシーンが最高。アニメの演出も鳥肌ものなんだよな。でも、『魔性の子』をはじめて読んだときの衝撃も忘れられない。(十二国記をいつ頃どうやって知ったのか、小説から入ったのか、アニメから入ったのかも何も覚えてないんだけどこれだけは覚えてる。まぁ、きっかけは十中八九姉だろうけど。)人間の心理をあんなに残酷にあぶり出して描くことができるのかと本当に驚いた。これから読むひとに『月の影 影の海』から読むのをすすめるか、『魔性の子』から読むのをすすめるかは永遠に悩み続けてるけど、やっぱり『月の影〜』かなぁ、陽子推しとしては。
新作も待ち遠しいですが、一ファンとしてできることは今後もコンテンツに課金しつつ、小野主上の末永いご活躍を祈ることだけですね。


今年の始めにも衝動的に読みたくなって駅前の本屋で買ってた。
2時間で読み終わり、改めて身悶えた。